シンポジウム「公共政策におけるアートの位置を問いなおす」


#1 | 発表

#2 | 討論




文化やアートを考える上で「公共」ということがあらためて問われています。各地の地方自治体によって競い合うように地域芸術祭が行われ、文化芸術基本法が成立して国の文化芸術政策の基本理念が確認される一方で、あいちトリエンナーレ2019では「表現の不自由展・その後」中止問題が起き、その過程で文化庁が補助金不交付の決定を行う事態となりました。隣接領域である映画の分野でも、川崎市が助成するKAWASAKIしんゆり映画祭で「主戦場」中止問題が起きるなど、同様の状況となっています。こうした中で、国や地方自治体が文化やアートにかかわるということについて、あらためて問い直す必要が生じています。本シンポジウムでは文化政策、憲法学、芸術学などの視点と、アーティストやキュレーターなどによる現場からのアプローチ、さらに隣接分野である映画の領域からの問題提起も織り交ぜながら、2020年以降の日本の公共政策におけるアートの位置づけについて、包括的な議論を行います。

大舘奈津子(コーディネーター、芸術公社/一色事務所)
小泉明郎(アーティスト)
作田知樹(文化政策、Arts and Law ファウンダー)
志田陽子(憲法、武蔵野美術大学教授)
寺脇研(映画評論、京都造形芸術大学教授)

神野真吾(芸術学、千葉大学准教授)|司会
明戸隆浩(社会学、東京大学特任助教)|趣旨説明

日時|2020年2月2日(日)14:00-17:00(13:30開場)
会場|東京大学駒場キャンパス 21KOMCEEレクチャーホール
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1/駒場東大前駅より徒歩5分)
MAP|https://goo.gl/maps/g2GPUWH7pkN4tFT19
定員 200名 ・入場無料・要予約
申し込み|https://forms.gle/q7C7pwARpp5vrMj67
定員に達したため受付を終了しました。
当日参加(先着で30名程度)希望の方は会場受付にお集まりください。
※席の都合上、立ち見となる場合や、ご入場いただけない場合があります。






問い合わせ
AMSEA事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院情報学環 北田研究室
mail |amseaut@gmail.com
webpage|https://amseaut.blogspot.jp

主催 |
AMSEA : Art Management of Socially Engaged Art (社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業)
2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」