AMSEA2018|日別聴講|B1-7,8|アートのための社会科学「貧困と地域」|講師-白波瀬達也(社会学/桃山学院大学社会学部准教授)

B1-7,8|アートのための社会科学「貧困と地域」
日時 - 2018年10月16日(火)19:00〜21:00

概要 - 「日雇労働者の町」として知られる大阪のあいりん地区(通称、釜ヶ崎)。都心近くにありながら、バブル崩壊以降は急速な高齢化を経験している。近年は生活保護受給率も高くなっており、しばしば「福祉の町」と呼ばれる。この町では旧来の地域イメージからの脱却を図るべくアートの活用が盛んだ。本講義ではその功罪をあいりん地区の歴史と現在から検討する。
<キーワード>貧困の地域集中、社会的排除、アートの社会化、都市再生、まちづくり、ジェントリフィケーション"

講師 - 白波瀬達也(社会学/桃山学院大学社会学部准教授)
1979年京都府生まれ。2008年、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学。関西学院大学社会学部准教授を経て桃山学院大学社会学部准教授。社会学博士、社会福祉士、専門社会調査士。2007年から2013年にかけて地域福祉施設「西成市民館」でソーシャルワーカーとして活動。専門は福祉社会学、質的調査法。論文「あいりん地域における居住支援―ホームレス支援の新たな展開と課題」が2016年度日本都市社会学会会若手奨励賞を受賞。著書に『宗教の社会貢献を問い直す』(ナカニシヤ出版)、『貧困と地域』(中公新書)がある。

-聴講-
定員|10名/1日・先着順
受講料| 無料
資格|18歳以上
場所| 東京大学本郷キャンパス内
※お申し込みいただくと、開催会場をメールにてお送りします。メールが届かない場合は、再度お申し込みください。
対象|アートマネジメント職を希望する学生、社会人、アーティスト、キュレーター、コーディネーター、学芸員、芸術研究者、フリーランスのアートマネージャー、芸術祭やアートイベントに関わる行政・企業の担当者、アートスペースやアーティスト・イン・レジデンスの企画・運営に興味のある方、アートに関わる広報・PR担当者 など。

申し込み方法|下記聴講申し込みフォームから必要事項を記入の上、送信ください。
※お申し込みいただいた方は必ず講義にお越しください。やむおえず欠席なさる場合はメールにてご一報いただきますよう、お願い申しあげます。
amseaut@gmail.com

聴講申し込みフォーム|https://goo.gl/forms/MapkRvIqiaAfBzz42