AMSEA2018|日別聴講|A4-1,2|リスクマネジメント|講師-関谷直也(災害社会学、社会心理学/東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授)

A4-1,2|リスクマネジメント
日時 - 2018年10月24日(水)19:00〜21:00

概要 - リスクマネジメントとはパブリック・リレーションズの一分野である。パブリック・リレーションズとは「さまざまなステークスホルダーとの関係性を構築・維持するためのマネジメント技法」であるが、リスクマネジメントは、その関係性がうまくいかない/壊れかけているときのマネジメント技法であり、パブリックリレーションズの中で極めて重要な位置を占めている。
企業にとって最大の「リスク」とは人の死やケガではなく、その結果としての主体である企業の死、すなわち倒産である。アーティストにとっては、おそらく主催者/芸術家・表現者/鑑賞者が主体であろう。また、人がケガをしたり死亡することだけでなく、芸術活動が持続できなくなるとことが最大のリスクである。
またアーティスト自らを危険に晒すかどうかの違いもあるかもしれない。いくつかの事例を挙げながら、アートにとってのリスクについて再考する。

講師 - 関谷直也(災害社会学、社会心理学/東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授)
専門は災害社会学、災害情報論、社会心理学。自然災害、原子力災害などにおける災害時の心理、災害時の情報伝達などを社会心理学の視点から研究。避難、災害情報の伝達、災害時のメディア利用、風評被害、原子力防災、放射性物質汚染の心理、パニック、うわさ・流言、買いだめ行動、風化などについての研究。また、広報・PR論、マスコミ効果、環境問題とメディアなどについても研究を進めている。

-聴講-
定員|10名/1日・先着順
受講料| 無料
資格|18歳以上
場所| 東京大学本郷キャンパス内
※お申し込みいただくと、開催会場をメールにてお送りします。メールが届かない場合は、再度お申し込みください。
対象|アートマネジメント職を希望する学生、社会人、アーティスト、キュレーター、コーディネーター、学芸員、芸術研究者、フリーランスのアートマネージャー、芸術祭やアートイベントに関わる行政・企業の担当者、アートスペースやアーティスト・イン・レジデンスの企画・運営に興味のある方、アートに関わる広報・PR担当者 など。

申し込み方法|下記聴講申し込みフォームから必要事項を記入の上、送信ください。
※お申し込みいただいた方は必ず講義にお越しください。やむおえず欠席なさる場合はメールにてご一報いただきますよう、お願い申しあげます。
amseaut@gmail.com

聴講申し込みフォーム|https://goo.gl/forms/axy9N4ejbYzFZ9N12