AMSEA2017|「Qublic」展


 現在、同じ地球上のあるところではグローバル化を強迫的に追い求め、一方あるところではグローバル化のバックラッシュ現象によりボーダーの強化を急ぎ、その結果、より一層ナショナリズム思想が色濃くなっています。
しかし、グローバル化とそのバックラッシュは今に始まったことでしょうか? 歴史上人類は常に振り子のように、この二つの境地を行き来してきました。そして、共存と排外主義を往来する中であらゆる文明が誕生しました。
本展覧会は、あらゆる文化、国、社会、人を分断させる「壁」の曖昧さを再確認するとともに、文化の共存と排除、人間の差異と普遍性について、そして私たちのPublic(パブリック)の一歩先にあるであろう新たなQublic(キューブリック)について「考える場」です。




Flyer PDF file:download
https://goo.gl/5ZS7iu
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会期|2018年2月21日(水)〜 27日(火)
時間|10:00~20:00 ※最終日は17:00まで
会場|喫茶ランドリー
http://kissalaundry.com
(東京都墨田区千歳2-6-9 イマケンビル1階)
アクセス|都営新宿線・大江戸線「森下駅」A2出口より徒歩5分、JR総武線「両国駅」東口より徒歩8分
MAP|https://goo.gl/maps/GX2pz88cda42
入場料|無料
※喫茶店での展示になりますので、ワンドリンクオーダーをお願いいたします。
Facebook Page|https://www.facebook.com/Qublic.AMSEA/

レセプション|2018年2月25日(日)15:00〜17:00
※アナヒタ・ラズミ・桑原真理子作品の再現パフォーマンスとして、イランと日本のハイブリッドフードを配布します。-無くなり次第終了。



展示作家|

アナヒタ・ラズミ& 桑原真理子/Anahita Razmi &Mariko Kuwahara

アナヒタ・ラズミ (http://www.anahitarazmi.de)
ドイツ、ベルリン在住
2009年、ドイツ、シュトゥットガルト美術大学卒業
2017年、日本、Move Arts Japan アーティスト・イン・レジデンスプログラム 2017のアーティストに選出
2015年、日本、京都のゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ・鴨川の招聘アーティストに選出

桑原真理子(http://marikokuwahara.com/)
オランダ、アムステルダム在住
2011年、オランダ、ヘリット・リートフェルト・アカデミー卒業
2017年、在フランス・オランダ大使館によるプロジェクト助成制度受賞
2016年、在日・オランダ大使館によるトラベルグラント制度受賞


神谷吉彦&小塚涼平/Kamiya Yoshihiko &Ryohei Kozuka

神谷吉彦
1993 神奈川県生まれ横浜育ち
2017 横浜国立大学機械工学科 卒業
「東京大学制作展」東京大学本郷キャンパス、東京
東京大学大学院学際情報学府先端表現情報学コース在学

小塚涼平
1993 大阪府生まれ横浜育ち
2017 東京工業大学工学部機械科学科 卒業
  「東京大学制作展」東京大学本郷キャンパス、東京
東京工業大学工学院機械系エンジニアリングデザインコース在学


龔嘉薇 〈ゴォン・ヂィアウェイ〉/Chia-Wei KUNG
 1974年に台湾‧台北市生まれ。インダストリアルデザイン‧メディアアートを専攻。2010年に台湾の女性映画祭に入賞、2010年に桃源創作賞を受賞。過去の展示会:2012 年/2011年「Beautiful Life: Memory and Nostalgia」展 (台湾/イギリス)、2009年「Simply Screen: In-Betweeners of Asia」展(ベルリン、ロンドン)、「跨界視域」林珮淳+数位実験室創作聯展(台湾)等。


ピエール・パペット/Pierre Papet
ロンドンを拠点にして活動するファインアートフォトグラファー、ソーシャルアクティビスト。2016年にCentral Saint MartinsにてPhotography Professional Practice and Academic Portfolio Course修了。英国の社会問題に関するプロジェクトを手掛けている。





※本展は、「AMSEA(東京大学情報学環:社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業)」の実践プログラムの一環として開催いたします。

企画・運営|現王園セヴィン〈ゲンオウゾノ・セヴィン〉、坂井若葉、高橋尚里、陳艾文〈チン・アイブン〉、水品真実 (2017年度AMSEA・コース受講生)
主催|AMSEA:The University of Tokyo | Art Management of Socially Engaged Art (東京大学|社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業)
https://amseaut.blogspot.jp
協力|Move Arts Japanアーティスト・イン・レジデンス プログラム2017、 ARTISTS' GUILD(http://artists-guild.net

平成29年度 文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」


問い合わせ|AMSEA事務局(東京大学大学院情報学環北田研究室住所:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1)
メール:amseaut@gmail.com