AMSEA2017|日別聴講|B1-11,12|アートのための社会科学「貧困」|講師:白波瀬達也(宗教社会学,福祉社会学/ 関西学院大学准教授)

AMSEA|2017|B1-11,12|アートのための社会科学「貧困」
日時|2017年11月13日(月)18:00〜21:00
場所|東京大学本郷キャンパス内
講師|白波瀬達也(宗教社会学,福祉社会学/ 関西学院大学准教授)
1979年京都府生まれ。2008年、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学。大阪市立大学都市研究プラザ博士研究員などを経て、関西学院大学社会学部准教授。社会学博士、社会福祉士、専門社会調査士。2007年から2013年にかけて地域福祉施設「西成市民館」でソーシャルワーカーとして活動。専門は福祉社会学、宗教社会学、質的調査法。論文「あいりん地域における居住支援―ホームレス支援の新たな展開と課題」が2016年度日本都市社会学会会若手奨励賞を受賞。著書に『宗教の社会貢献を問い直す』(ナカニシヤ出版)、『貧困と地域』(中公新書)がある。

概要|「日雇労働者の町」として知られる大阪のあいりん地区。都心近くにありながら、バブル崩壊以降は急速な高齢化を経験している。近年は生活保護受給率も高くなっており、しばしば「福祉の町」と呼ばれる。この町では旧来の地域イメージからの脱却を図るべくアートの活用が盛んだ。本講義ではその功罪をあいりん地区の歴史と現在から検討する。
<キーワード>貧困の地域集中、社会的排除、都市再生、まちづくり、ジェントリフィケーション、アートの社会化

-聴講-
定員|10名・先着順
受講料| 無料
資格|18歳以上
※お申し込みいただくと、開催場所をメールにてお送りします。
聴講申し込みフォーム|https://goo.gl/forms/8cprHM07veUndND33